一丁目内で、「連日夜中に鳴いている猫がいる」との連絡を受けました。
鳴いている猫は繁殖の恐れがあります。
年末から継続的に外周付近で目撃されているキジ猫の捕獲を試みてきましたが、急きょ夜中に鳴く猫を優先的に捕獲するになりました。
捕獲器設置の結果、1頭捕獲しましたが、動物病院に連れていく直前に、外飼いの猫であることが判明しました。
猫を外飼いするリスク
①交通事故に遭う恐れがあります。
(昨年も一丁目内で猫が1頭、交通事故で死亡しました)
②野良猫や野生動物との接触による、ケガや感染症の恐れがあります。
(ウイルスを保菌している野良猫とケンカしたり、外で同じエサを食べることで、猫エイズや白血病といった致死性のウイルスに感染する危険があります)
③地域外から来る虐待犯に連れ去られる恐れがあります。
(飼い猫は、野良猫に比べて人に馴れているため、悪意のある虐待犯に狙われる危険があります)
④近隣住宅の庭や家庭菜園でフンをしたり、おしっこをすることで庭の植物が枯れるなど、ご近所への迷惑になっている可能性があります。
いったん外出した飼い猫は、どこで何をしているのか誰にも分かりません。
愛猫を外の危険から守ってやれるのは飼主だけです。
今回の猫は不妊手術済みでした。繁殖行動を起こさない猫にもかかわらず、夜中に鳴いていたという事は、野良猫とケンカをしていた可能性が高いです。
非常にリアルな問題として、危険な病気やケガの可能性が、ごく身近にあります。
飼い猫は、室内飼いをすることを強くお勧めします。
自治会のTNR活動では、2月は再びキジ猫の捕獲を試みます。
消防署~中学校にかけての外周付近で見かけられている写真の猫です。
耳カットされていないため、繁殖の可能性がある猫です。
1月~3月は子猫が生まれる可能性が高い時期ですので、引き続きTNR活動を実施します。
一丁目内で、写真のキジ猫を見かけた、見かけない野良猫がいる、耳カットされていない猫を見たなどありましたら、こちら(野良猫の目撃情報)から自治会までご連絡下さい。